最近見たDVDで面白かったのが、少し前のですが「プラダを着た悪魔」です。
アン・ハサウェイは、なんとなくあまり好きなタイプではないと思い込んでいて、以前の出演作も全然見たことなかったんですが、今回の「ダークナイト ライジズ」でキャットウーマンを演じて、超びっくりしました。
キャットスーツを着ただけでも驚きだったのに、あのアクション!ハル・ベリーやミシェル・ファイファーもキャットウーマンを演じたようですが、アン・ハサウェイのキャットウーマンは変にお色気だけじゃないし、かっこいいと思います。
そこで、けっこう話題になっていた「プラダを着た悪魔」を見る気になったのですが、見たらこれがまぁおもしろくて!!ダサい女の子が高級ブランドを着こなす女性に変わっていく姿も楽しいですが、仕事ができるようになるってこういうことね!と、キャリアウーマンの進化過程を見ているような、そんな楽しさもあります。
そして編集長ミランダ(メリル・ストリープ)の鬼、いや悪魔っぷりと言ったら、理不尽すぎてあきれるくらい!でもデザインに対する鋭い感覚や人が納得するだけの意見を述べられるから、みんなが一目置いてしまう。そんなすごい存在。
でもそんな悪魔編集長にも悩みはあって、実を言うとそんな悩む姿は見たくなかったなぁとも思うのですが、超一流ブランドのきらびやかな世界の中で生きることは、たやすいことではない。
アン・ハサウェイ演ずるアンディは、きらびやかな世界に自ら別れを告げ、友や恋人のいる現実の世界で、そしてジャーナリズムの世界で生きる決意をする。
ミランダは、自立して巣立っていったアンディをそっと後押ししてくれるのだった・・・
・・・というあらすじです。(ネタバレ^^;)
メリル・ストリープの演技力にも劣らないくらいの演技を見せたアン・ハサウェイ。これからもっと彼女の前に出演した映画も見ていきたいと思います。
あと、カンヌ映画祭で監督賞を取ったというので評判の「ドライブ」という映画のDVD。前知識なく見て、音楽とノワールタッチな画面はよかったけど、なんというか話が薄っぺらい感じがして、しかもカースタントと修理をやってる青年が、マフィアと決着つけるとか、なんか話が飛びすぎてる感じがしました。裏の事情があったのかもしれないけど、それらがなく、いきなり刺客をエレベーターで踏みつけて殺しちゃったり、そんなに暴力的になってきた過程は描かれないの?と思ってしまいました。
でも音楽はけっこう耳に残る感じなので、好きな人はものすごく好きな映画なんじゃないでしょうか。
同じ車を使ったアクションものなら、ジェイソン・ステイサムの「トランスポーター」の方が好きですね^^(駄作と言う人もいますが・・・)